東野圭吾にはまった! [日記]

東野圭吾の小説にはまってしまいました。

『容疑者Xの献身』を先週読んで、とてもよかったのでその勢いで『変身』→『分身』→『どちらかが彼女を殺した』と二日に一冊のペースで読んでしまいました。
私にしてはすごくめずらしいことなのです。

いまは『宿命』を読んでいます。
通勤中に主に読んでいるのですが、先が気になって仕事中も気になってしまってしかたがなかったです。
『宿命』が読み終わったらペースを落として読む予定です。

何ヶ月か前に『名探偵の掟』を読んだのですが、そのときは好みではなくて途中で読むのをやめてしまいました。
でも、同じ作家さんでも、こんなに内容が違うのですね。
知らなかった!

私がとても考えさせられたのは『変身』と『分身』です。

『変身』は脳移植がテーマで、脳移植を受けた主人公が徐々に人格が変わっていくというストーリー。
『分身』はクローン人間がテーマ。

どちらも倫理を問われる重いテーマだと思うのですが、登場人物一人一人の立場に立って、
「自分がこのひとの立場だったらどうしていただろう」
と考えると、とても難しいです。

あと、年齢性別問わず色々な人物が登場するのですが、
「よくこんなに色々な境遇の人、一人一人の気持ちを描けるなあ」
と感心してしまいました。

女性の立場で母性について描く、とか。
脳移植をして人格が変わっていく恐怖心を描く、とか。

そんなことを考えていたら、小説家ってすごいなあと思いました。

自分の考えや主張を小説という媒体を用いて社会に訴える。
それもまたいいなあって。

なんか、書けもしないのに無性に小説が書きたくなってきちゃった(笑)







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コメント 6

あすか

私はドラマを見てから原作を買ったよ・・・
月9のガリレオと流星の絆!
あまり原作に忠実じゃないなぁと思ったり

容疑者Xおもしろいのかぁ
映画録画したけどまだ見てない・・・見てみよ
by あすか (2010-02-03 20:33) 

うにけ

あすかさんへ
『容疑者Xの献身』私も映画版みたいよー(笑)
今度借りてこようかな。
by うにけ (2010-02-04 12:29) 

pido_papa

昔(pido生まれた頃)週刊誌を読んでたら、ある人の記事の内容に衝撃を受けました。記事を書いたのは、どっかの大学教授なのかなぁ? と思っていたら、キヨスクでその名前を発見しました。
東野圭吾さんでした。 
そのキヨスクで買った本は、『レイクサイド』というタイトルで、めまぐるしい展開の面白さに、2日ぐらい読み終えた記憶があります。
それと映画化された『手紙』も東野圭吾さんという理由だけで見ましたね。その時は、初めてエリカ様をみて、誰 この人カワユイ(当時)と思ってました。もちろん、映画の中の兄弟愛も記憶に残ってますけどね。(笑)
by pido_papa (2010-02-04 12:48) 

うにけ

pido_papaさん
今週から頭の中が簿記モードだったので、東野圭吾はお休みしていたのですが、このコメントを読んだら、『レイクサイド』と『手紙』読みたくなっちゃいました(笑)
全然関係ないのですが、今度pidoくんの生まれた頃の写真も見せて下さい!!
by うにけ (2010-02-05 23:17) 

mic

東野圭吾面白かったみたいでよかったです。
『容疑者Xの献身』は読んだことないので僕も久々に東野圭吾読んでみようかなぁ。
by mic (2010-02-09 20:31) 

うにけ

micさん
micくん、お勧めしてくれて本当にありがとうー。
いまは「悪意」を読み終わって「手紙」を読むところです。

『容疑者Xの献身』ぜひ読んだら感想聞きたいです!
いまmicくんの「蟹交線」読んだんだけど、ああいうの書く人が『容疑者Xの献身』を読んだらどう感じるのかなと関心があります。

よろしくね(笑)
by うにけ (2010-02-12 12:56) 

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